新政 「白やまユ」 生酒

原料米:秋田県産酒こまち
精米歩合:麹米50%、掛米55%
アルコール:15度
使用酵母:六号酵母
価格:1650円(四合瓶)

「桃」を飲み終えたので「白」を開封しました。

開封したての状態は、活性ではないのに、とにかく炭酸が立ってる印象だった。フレッシュなのはいいんだけど、好みからするとちょっと強すぎる。口に含んだ状態なんて、例えて言うなら炭酸飲料を口で回したときみたいな、あの感じに似た痛みを感じるくらい。後味も炭酸由来の辛さが主体。炭酸にマスクされちゃって、このお酒本来の魅力を味わえてないんじゃないかなあ、と、ちょっと残念に感じました。

そこで、(蔵元さんの意に反するかもしれないし、お酒に失礼な気もするし、酒質変化するかもしれないしで、とっても邪道な気がしたんだけど、せっかくのお酒をより好みに合う形で美味しく飲みたい一心で、)どうにかしてこの炭酸を抜こうと、あれこれ画策してみた。がしゃがしゃ振っただけでも結構抜けたんだけど、別容器に移して一旦凍結→再度解凍したものが、ほぼ完全に炭酸が抜けてて、良い結果になった。開封状態からは一転、口当たりの酸味や辛みは控えめ。口の中で温まってくるとほんのり優しい甘旨で、よだれじゅわじゅわ状態。ほのかな苦みを感じるも、残らず、跡を濁しません。おーいーしーいー。