東京女子流「2nd JAPAN TOUR 2012 〜Limited addiction〜」@仙台Rensa

(セットリスト拝借しました)
01.Limited addiction
02.Regret.
03.眩暈
04.Liar
05.Sparkle
06.Don't Be Cruel
07.W.M.A.D
08.僕の手紙
09.追憶
10.孤独の果て〜月が泣いている〜
11.ヒマワリと星屑
12.きっと 忘れない、、、
13.大切な言葉
14.おんなじキモチ
15.鼓動の秘密
16.Love like candy floss -TGS ver.-
17.頑張って いつだって 信じてる
18.Attack Hyper Beat POP
19.ゆうやけハナビ

Encore
20.キラリ☆
21.Rock you!

http://d.hatena.ne.jp/shun-21/20120506/p1

東京女子流ツアー仙台公演行ってきました。初見です。2年前の秋田異動で、色々な楽しみや新しい趣味なども増えたけど、アイドルの良い時期に乗り遅れる結果になって、あらためて残念だなあとも。

グループアイドルのワンマンを見るのはとっても久しぶり。本当、いつぶりだろ?全く思い出せないので、私に詳しい誰かに教えてほしいくらいです。

記憶がないので記録(手帳)を辿ると、確実に「行った」と言えるのは、2009年6月19日の 80_pan 解散ライブ@ morph-tokyo。その前は2009年5月9日の Perfume代々木第一体育館。さすがに他にも見てると思うんだけどなあ…。インストアだと、BiS とか Negicco とか見たような気がするんだけど、これも定かじゃない。あとはこないだのりんご娘と pramo か。いつも思うけど、狂ったように現場行ってたことを考えると、ここ数年が嘘のようです。もっと現場が欲しい。

ちなみにグループじゃなければ、南波ちゃん何回か見てるし、牧野由依とかも行ってるはず。こないだのまめぐもよかったなー。秋田だと奥華子とか KOTOKO とかも見ました。

さて。初見の女子流。15時前に仙台に着いて、牛タンを堪能し、悠々と会場に向かうつもりが、なんと盛岡駅で落雷があり、信号設備がダウンした影響で、新幹線が2時間ほど盛岡手前で足止め。おかげで、悠々どころか、仙台駅に着いたのが開場時間20分前と、何ともぎりぎりな感じになってしまいました。

整理番号は444番。キャパ700くらいらしいので、番号的には中盤やや後方くらいか。入場すると、前から6割くらいのところにどーんとフェンスがあって、そこから前はほぼ埋まっているような状態だったので、上手側フェンス2列目に陣取りました。上手・下手ともに、女性子供エリアがあったので、距離はあるものの、実質立ち2列目。ステージがそれなりに高かったこともあって、常にメンバー上半身くらいは見えるくらいの、番号にしては比較的視界良好でした。

ほぼ定刻に開演。白黒基調の衣装で登場した女子流ちゃんたちは、とにかく魅力的!みんなまだ10代前半だろうに*1、とにかくかっこいい。良いとは聞いてたけど、ここまでとは…。幼ない感じがどうも苦手なので、デビュー当初は敬遠してた女子流だけど*2、みんな幼さが気にならない程度には骨格がティーンネイヂフレイバ してきてて、ちゃんと見ることが出来ました。

これくらい実力があると、ライブを感覚で楽しむ傍ら、それぞれの個性を分析的に見ることができるので、俄然ライブが楽しくなるのです。最初はメンバーの名前すらほとんどわからない状態だったんだけど、見ているうちにだいぶ区別できるようになった。でも、おでこ2人(みゆ、ゆり)の区別は、まだだいぶ苦手。

今回のお目当てのひとつは、「あぁちゃん」こと小西彩乃さんのボーカルでした。実は、「Limited addiction」サビ後半のソロにやられて、女子流が本格的に気になりはじめたんです。この日の小西さんは、高音が裏返り気味になるなど、本調子ではなさそうな感じではあったものの、中音域は期待通りの素晴らしさで、聞き惚れました。やー素晴らしい。

ただ、ボーカルが小西さん偏重かというと、そんなことは全くなく、むしろ他のみんなもそれぞれ魅力的にうたう。特に、「ゆりちゃん」こと中江友梨さんの高音、良かったなぁ。たまに、はっとして見ると、だいたい中江さんがうたっていたような気がする。

センター(ということもこの日知った)の「ひっと」「ひーちゃん」こと新井ひとみさん。天然キャラに良く合う声質なんだけど、これがまた意外(失礼)なほど安定していて、ちょっとびっくりした。ダンスもしっかりしてて魅力的で、あーこりゃセンター任されるわと思いました。

ダンスと言えば、「めいてぃん」こと、右端の庄司芽生さん。腰が入った、ひと味違う動きをしていて、眼を惹いた。脚とか折れそうに細くて、心配になるくらいだったんだけど、身体が軽いせいか、慣性に逆らうようなダンスで、とても素敵。特に、「おんなじキモチ」でのセンターソロダンスは痺れました。

そしてリーダー、「みゆちゃん」こと山邊未夢さん。リーダーと言われて信じられないくらいのユルいキャラでたいへんおもしろ。正直、ボーカルはちょっと弱いかな、と思ったけど、MC見てると、みゆちゃんあっての女子流なんだと思う。

ライブはほぼオリジナル曲で構成され、カバーは「僕の手紙」(ZONE)と、「Love like candy floss」(SweetS)のみ。後者はリリースもしてるし、オリジナル曲のようなものなので、実質「僕の手紙」のみ。同曲と、続く「追憶」のバラードコーナでは、みんなの歌声をじっくり楽しむことができて、良かったなー。このとき、白のスポットライトが5本、メンバーをしっかり照らしていて、ちゃんとリハやってるワンマンライブって良いなあと改めて思ったりもしました。

そうそう、「ヒマワリと星屑」(だっけ)のBメロ小西さんソロパートで散発的に発生した「あぁちゃん!あぁちゃん!」のコールが、とあるアイドルで禁忌とされているコールとそっくりで、思わず笑ってしまいました。その後、「頑張って いつだって 信じてる」では、全力であぁちゃんコールさせていただきました。嬉しい。

Attack Hyper Beat POPのドラムが、ライブハウス音響で聴くとますますかっこよくて、これもまたしびれました。

気になるとすれば、ちょっと振り付けが画一的なきらいがあるのが、気になるかなー。毎度毎度イントロでぷるぷるぷらぷらしすぎだろ、とか、三連符好きすぎだろ、とか。でもそんなのは些細なことで、むしろ女子流カラーと言うべきもので。総じてとっても楽しいライブでした。定期ライブではカバー曲もやるようだし、ぜひまた見たいなー。

*1:非公表だけど

*2:ベリキューも、デビュー当初があまりに幼すぎて、イメージを引きずっちゃったせいで、長らく敬遠してしまい、魅力に気付くのがとても遅かった