新政頒布会5月「あまり米を磨かずに造った純米酒 〜90%磨き純米〜 <なまざけ>」

使用米:不明
精米歩合:90%
アルコール:15度

新政頒布会、最終月の5月は「精米歩合の違いすぎる純米酒」というテーマで、90%純米と35%純米大吟醸の対比企画。まずは90%低精白を開封してみました。

結論から言うと、「低精白とは思えない味わい」。

香りは、特別純米とか純米吟醸にひけをとらないくらいの、新政王道マスカット。口に含んでも、苦みやえぐみ、あからさまな米の味とは全く無縁の、きれいめマスカットで、なまざけだからか旨みもかなり開いてて最高の状態。含み香も、ひかえめながらも、王道マスカット。とにかく味わいがきれいなのが印象的。90%精白でこれだけの味わい出せるんだったら、もはや特別純米とかの立つ瀬がないんじゃないか、というくらいの、レベルの高いお酒でした。いやー、ほんとびっくりした。