「ハイパーヨーヨ☆海の日☆ワンマン Yeahhhhhh...at 下北沢SHELTER 〜バンド(で)やろうぜ!」 @下北沢SHELTER

(公式よりセットリスト拝借)
M1. ハイパーアワー!
M2. ぉめでとぉ毎日が記念Be→
M3. 444のキセキ
M4. BEACH POWER
M5. さまぁ〜ライフ
M6. 海の日々。〜ごめんねブライアン
M7. シンガロング
M8. らんらん♪ビート
M9. せいいっぱいの恋
M10. カバー・オブ・ザ・ロッキンオン
M11. POWER RECORD
M12. U☆CHU
M13. We ♥OT
M14. ROCK’n どっきん サマー
M15. をげちねこ
M16. ハイパーヨーヨのスピード狂時代
M17. ゆけゆけGOGO女の子!!

(アンコール)
M18. 拝啓、ヒロト
M19. MUSIC MASTER

(Wアンコール)
M20. H・M・V

記録が無いのでわかんないんだけど、おそらく3年ぶりくらいのハイパーライブでした。

ライブに行かないどころか、曲も全く聴いてなかったので、なんというか浦島太郎状態。とはいえ、パフォーマンスは間違いないので、夜にアーバンギャルドもあるし、のんびりたのしもうと思っていたら、ハイパー現場に足繁く通っていたころのキラーチューンをいきなり2曲目にもってこられたせいで、大盛り上がりしてしまった。あれは反則だ。そして身体が振り付け覚えててさらにおどろいた。

今回は全曲フルバンド。しかもバンドメンバーは聞き覚えのある方々ばかりでした。息が長いって素敵。そして何が良いって、ハイパーって、バンドのときはオケ一切使わず、本当にバンドの音だけで演奏するんだよね。ドラマーがイヤホン挿してない(たぶん)ライブは久々でした。テンポ含めてバンドが流れをつくってけるので、感覚的な盛り上がり(グルーブ感ていうの?)が全然違う。電子音を売りにしているならともかく、普通の音構成な歌手のライブは音数減ってもいいからオケ全廃してほしいものです。

さらに、メンバーも、しっかり生バンドに合わせて、ちゃんとしたパフォーマンス見せてくるのも美点。コーラスは全部3人でその場でやっちゃうし(あんだけやれればすごいとおもう)、バンドメンバーとも絡めるし。歌詞にメンバー紹介乗せたりもしちゃう。特にゆかりんの声が相変わらず好みどんぴしゃなもんで、もうほれぼれでした。だいすきすぎる。

曲構成は、最近の曲が多めながらも、昔からの定番もあり、そしてバラードもあり、バラエティ広々。存分に楽しめるラインナップでした。「せいいっぱいの恋」でゆかりんボーカル堪能したよ。さいこうでした。

数年前までのハイパーヨーヨといえば、100%台本に基づく、独特の人を食ったようなMCが特徴だったけど、久々に見たら芸風が全然違っていた。基本的には、自らを「あたいちゃん」(ゆかりん)と「ちゃんゆみ」(ゆみこ)と称し、あほっぽい口調でやりたい放題アヘアヘするのを、唯一の真人間としてさだちさんが笑いながら見てる、という構図のMC。MC中も、パフォーマンス中も、2人は絡みつつさだちさんは完全にハブられ、時に「おばさん」などといって結構辛辣にいじられる(本人は苦笑しつつ甘んじていじられる)。形は違えど、人を食ったような感は健在だったので安心した。

驚いたのは物販、というか握手対応。まだ買ってなかったのでアルバムを購入し、せっかくなので握手しに行ったんだけど、1人目のさだちさんに開口一番「わー!おひさしぶりです!元気でしたか!」と言われて度肝を抜かれた。本当に覚えていたかどうかなんてどうでもよくて、ハイパーヨーヨがそういう対応するようになったのがびっくりで、面白くて。前は極端な話、何言ってもノーリアクションみたいなところあったもんなー(そう何回も握手してないけど)。暗黙の拒絶感を放ち、ヲタが自然と切り上げて去っていく、みたいな。それと比べてなにこの普通の対応、という。ちなみに、次のゆかりんも割と同じような良心的対応で、ゆみちゃんは割とちゃんゆみモードに近かったような気がしました。

いやー。また行きたい。