嶽温泉 高原の宿 三楽 (青森県弘前市)

泉質:酸性-カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性酸性高温泉)
泉温:45.5度
pH:2.0
源泉掛け流し(無加水・無加温・無濾過)

日帰りで嶽温泉に行ってきました。

今回訪れた「三楽」さんの売りは、「お上品な方にはお勧めしません」という、野天風呂。まずはこちらへ入浴。「アスファルトの道路を50メートルほど歩いていただきます」と言われたので、なんだなんだと思い、宿の裏口から出てみると、そこは公道。敷地内ではなく、少し離れたところに、野天風呂はありました。この野天風呂、本当に、なんというか、「空き地にがんばって作ってみました」って感じの、手作り感あふれる風呂。周囲を公道に囲まれ、その間にはちゃんとした仕切りは無く、隙間だらけで丸見え。野趣というよりも、これはなんというか、うーん、なんだろう。腑に落ちない。。

お湯は、気温のせいもあって、少しぬるめで、宿主曰く「今朝測ったら37度だった」とのこと。だいぶにごっていて、腰が底と同化して見えなくなるくらいの感じ。湯口の下には、目の細かい泥が堆積していて、無濾過感が漂います。硫黄系の酸性泉で、ふけの湯とかに近いかな。ぺろっとすると、玉川温泉ほどではないにしても、グレープフルーツ的な酸味がビリビリくる。

お湯は確かです。ただ、野天風呂は。。お好きな人はどうぞ、という感じ。

その後、内湯にも入ったんだけど、こちらは室内ということもあって適温だったし、清掃が頻繁なのか、泥の堆積も控えめ。これは内湯で入ったほうがいいかもなあ。