新政 純米大吟醸酒 "The Dark Side of the Moon II" 裏出品酒なまざけミックス

原料米

平均精米歩合:40%
アルコール:17度

新政が、各種鑑評会・品評会のために仕込んだ純米大吟醸酒3種のプレス・ラン(圧力をかけて搾った部分)をブレンドしたお酒。吟醸香は感じるものの、大吟醸大吟醸しているわけではなく、むしろ精米歩合の割に重く複雑な味わいだと思う。わからんけど、純米、圧力搾り、生酒、等の条件が重なってるからなのかなー。中取りとかだともっといかにも大吟醸なのかもしれない(一度同じ酒のを飲み比べてみたいもんだ)。味わいは、そこまで辛口でもなく、後味にふっと舌全体を包み込むような酒精の辛味が感じられて、重みを残しすぎず好印象。「出品種大吟醸ミックス」という能書きからすると、若干イメージと違うように感じるんだけど、先入観抜きに味わうととてもおいしいです。

うーん、なんでも美味しいと感じるのは、ある意味良いことだとは思うけど、やっぱり鋭い味覚と豊かな表現力がほしいです・・・。